アルコールは身体にいい?悪い? まとめ


アルコールは身体にいい?悪い?

(ライターFT)

飲み過ぎを自覚するのは難しい 

 厚生労働省が示す適度な飲酒量は、純アルコール換算で、1日あたりおよそ20グラム。それ以上を摂取すると、健康のリスクが高まると言われています。お酒を飲みすぎると身体にどんな負担がかかるのか、浅部先生に伺いました。

 「多くの人が知っていると思いますが、いちばん大きな影響を与えるのが肝臓ですね。さらに、膵臓(すいぞう)や脳など、がんのリスクを高めることも報告されています」

 物言わぬ「肝臓」

 align='right'「お酒を飲み過ぎると肝臓に悪い」ということを多くの人が知っているように、アルコールを分解する機能をもっている肝臓は、処理能力をオーバーするほどの飲酒をすると大きなダメージを受けます。肝炎という炎症から始まり、症状が進むと肝機能が著しく落ちる肝硬変になり、最後は肝臓がんになってしまうことも。現在、肝硬変に対しては、健康な肝臓を移植する以外に根本的な治療法がないと言われています。

 また、肝臓はアルコール以外に脂肪などを分解する機能がありますが、アルコールを分解している間は、脂肪の分解が止まってしまうのだそう。大量のアルコールを分解するのに時間がかかると、その間、脂肪の分解が止まってしまうため、肥満の要因にもなってしまいます。
 
🌟飲酒が与える身体への影響とは?【日本酒好きの医師に聞く!日本酒と健康の関係】




 少し前になりますが、依存症の研修を受けたことがあります。

 大阪市にある病院が主催している研修になるのですが、そこで一通りの講義が終了した後に質問タイムとなりました。そこでこんな質問をしてみました。

 「「酒は百薬の長」という言葉がありますが身体に良いというのはどれくらいの量ですか?」

 「酒は百薬の長」、ことわざ辞典によると、「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」とお酒を賛美した意味になります。

 先生の回答は「それは誤解です、飲まないに越したことはない」という回答でした。

 私はアルコールを受け付けない体質で、すぐに真っ赤になり、少量なら眠くなりなり寝てしまいます。飲み過ぎると気分が悪くなり、さらに深酒をすると激しい頭痛や吐き気を催すので、普段は晩酌などは一切しません。

 飲み会である程度飲みますが、よく飲んで生ビール2杯と日本酒少しでいつも終了します。

 それ以上飲むと大抵気分が悪くなりもどしてしまいます。

 アルコール依存症研修で講師の先生が行った言葉はまさに襲撃でした。

 「飲まないに越したことはない」

 アルコールに適量はないということで、専門的な話をしてくれました。

 ワシントン大学の研究チームがが調べた結果によると、年間に300万人がアルコールが原因で死亡しており、アルコールの飲み過ぎは、心筋梗塞、脳卒中、がん、肝硬変、2型糖尿病、膵炎などの原因になり、交通事故などの傷害も引き起こす。

 この研究結果では「安全なレベルの飲酒は神話に過ぎない」と結論づけられています。

 まさにアルコール依存症研修で講師から聞いた話と一致するのだ。

 南デンマーク大学の研究で、週3回から4回飲酒する人は、まったくく飲まない人に比べ、2型糖尿病になる可能性が低いことが分かった。この研究は、欧州糖尿病学会(EASD)が発行する医学誌「Diabetologia」に発表されているが、欧米人と日本人とでは体質も違うだろう。

 過度のアルコール摂取はがんや心臓病、肝臓病、胃腸疾患、膵炎などを引き起こす。専門家は「アルコール摂取が2型糖尿病に及ぼす影響は人によって異なるので、慎重になるべきです」と述べている。

 やはりアルコールに適量はないのだけど、古から飲まれてきた酒ですが、なぜ身体に悪いという事実を発表していないのか?

 これは法律で合法とされているからだろう。

 海外では屋外でアルコールは飲めなかったり、日本とは明らかに異なる規制がされているのも事実だ。

 アルコールは怖い物だという認識を持った方がいいだろう。



 非常にわかりやすいアルコール依存についての動画がありましたのでご覧下さい。

 まずは初歩的なアルコールについての情報を得ておきましょう。

 離脱症状は怖いですね。



アルコールは身体にいい?悪い?お酒と上手に付き合う方法

(ライターFT)

飲酒によって低下する脳の働き 

 アルコールが体から消えるまでの時間は個人差があるため、アルコール・薬物3学会は、「飲酒したら運転するまでに[摂取アルコール(g)÷4]時間以上待つ」というガイドラインを出しています。ビール中びん1本には20g(500ml×0.05×0.8)のアルコールが含まれているので、飲んだ後は20÷4=5時間以上運転してはいけません。align='right'

 「個人差はありますが、ビール中びん(500ml)1本分のアルコールが抜けるまでには、体重60kgの人で3時間以上かかります(個人差があります)。 ビール中びん4本を飲んだとしたら、体からアルコールが消えるまでには12時間以上かかります。たくさん飲酒した翌朝、酔いがさめたという感覚になったとしても、睡眠によって早く抜けるというわけではないため、実際には体内にアルコールが残っていることがしばしばあります。同じように、軽く飲んだ場合に仮眠してすっきりした気がしても、実際は、アルコールは体から抜けていないことも多いのです。

 
 
🌟上手な飲み方、付き合い方 MENU サッポロホールディングス株式会社




 酒には様々な効用もあります。

 食欲増進や血行が良くなったり、コミニケーションが円滑になったりと人によってアルコールの効きは様々です。

 酒の歴史は紀元前4000年とも5000年とも言われています。最も古いとされるものが果実酒で、紀元前4,000年頃にはメソポタミア地方のシュメール人によって飲まれていたようです。

 日本は稲作が伝わったとされているのは弥生時代で、今から2000年位前ではないかと言われており、その頃ではないかと推測されています。「大隅国風土記」に記された酒の記述が、米を原料とした酒の最古ではないかと云われています。

 加熱した米を口の中でよく噛み、唾液に含まれる酵素で糖化し、野生酵母によって発酵をすすめる「口噛みノ酒」です。



 何となく怖いのは私だけ?

 日本では稲作と同時に神々と暮らすために必要な物でした。

 アルコールには意識変容が伴います。

 一般的にお酒として飲まれるのはエタノール(日本語の名称では、「酒精」ともいいます)です。



 酔いの状態はアルコール血中濃度によって6段階に分けられています(下表参照)。



 お酒と上手に付き合うには自分の適量を知っておきましょう。

 飲み過ぎなければ悪い物ではないと信じたいですね。

 ついつい飲み過ぎた時は、アルコールの分解速度を上げてやりましょう。

 お酒を飲む前に食事、水を飲みながら酒を飲む、タバコは控える、二日酔いになったら、しじみ汁やダイコン、柿などが良いと云われています。

 飲み過ぎる人は飲酒をコントロールできないということなので、飲まないというのも方法です。

 酒は百役の長と云われていますが、最近の研究では百薬の長ではないということが分かっています。飲み過ぎず、楽しい酒を。
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