謎の種の正体 誰が何のために?


謎の種の正体 誰が何のために?

(ライターFT)

謎の種、届いたら開封せず郵便局へ 日本郵便が注意喚起 

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 不審な植物の種のようなものが入った国際郵便が各地に届いている問題で、日本郵便は4日、注文した覚えがない郵便物が届いた場合には、開封せずに近くの郵便局に届け出るようホームページで注意喚起した。

 同社によると7月31日に「身に覚えのない種が届いたが、どうすればいいか」といった問い合わせがあったという。日本郵便では、届いた郵便物に身に覚えがなく、受け取りを拒否する旨を郵便局に申し出れば、差出人に送り返す手続きをする。差出人の住所がなければ3カ月間保存し、その間に問い合わせなどがなければ破棄するという。同社はこのほか、最寄りの植物防疫所に相談することも促している。(井上亮)

🌟朝日新聞社




 一体誰が何のためにしているのかが分からないですね。

 もうすでにご存知の人も多いかも知れませんが、この種「ジャイアントホグウィード」という恐ろしい植物だという噂になっています。



 これは樹液に触れると火傷のような症状を引き起こし、非常に大きく生育するため、巨大な葉は周囲を日陰にして、周りの植物を駆逐してしまいます。周囲の土壌を毒で汚染することにより、周りの植物を駆逐してしまう可能性があるという研究結果も出ています。

 樹液が皮膚に付着したまま太陽光か紫外線を浴びると、深刻な植物性光線皮膚炎を引き起こしますので、タネが届いても絶対に捨てたり、育てたりしないことです。

 日本にはいないはずの外来植物ですが、誰かがタネを巻いて仕舞えば一気に広がるでしょう。

 もし樹液に触れてしまったら、太陽などのヒカリに当たらないように樹液に触れた部分を包帯などで数日間保護するといいそうです。目に入ると失明もあり得るらしいので注意が必要ですね。

 農林水産省が注意喚起しています。

 心当たりの無い種子が届いても、庭やプランターなどに植えないでください。また、種子がビニール袋に入っている場合は、ビニール袋を開封しないでください。


 東洋経済オンラインで以下の推測をしています。

中国から「謎の種が届く事件」を解く有力な推理 

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 この謎の種の事件、事実としては以下のような5つの謎があります。

①なぜ自分に送られてきたのか送られた本人は注文した記憶はまったくない
②届いた郵便物のラベルにはアクセサリーなどの商品名が書かれているが、中身は小さなパッケージに入った謎の種。品種はさまざま
③送られてきた人の多くは過去、ネット通販で中国から商品を送ってもらった経験がある
④中国郵政のロゴが入った宛名ラベルがどうやら偽造ラベルらしい
⑤宛名ラベルを剥がすとその下からベトナムの郵便ラベルが出てくる

 「誰が何のために」という意図がわからない謎の種送り付け事件ですが、業界を知る立場では以下のような推理が成り立つというのです。実は何度か質問をしてようやく私も理解できた複雑なストーリーではありますが、その話をなるべくわかりやすく解説します。

 先にこの事件の結論を言いましょう。これはアメリカの大手通販会社でのレビューを不正に高評価に吊り上げてくれる業者がいて、以下にお話しするような手口でレビュー操作をするために日本の見知らぬ人に種を送りつけていると見られます。



 業界用語ではブラッシング詐欺と呼ばれる不正行為です。以下、4つのポイントに分けて解説をします。

◎ポイント1 不正レビューをする理由
 そもそも何が行われているのかということから話しましょう。大手通販サイト上で化粧品や健康食品など利幅が大きな商品を売っている業者がいるとします。ここはあくまで一般論の前提です。たとえ本当はたいした効果がない商品だとしてもサイト上で過去の購入者からたくさんの「星5つ」の評価(注:一番良い評価)と好意的なレビューが書き込まれると、サイト内で目立つところに表示されるなどの恩恵があり、同時に目に見えて売れ行きが上がるという事実があります。

 そこで不正に良いレビューを書き込んでくれる仕事を専門に受けてくれる不正レビュー業者が暗躍します。

◎ポイント2 不正レビューの方法とルールの変更
 この不正業者は大量に作ったメールアドレスを使って大手通販会社の大量の架空アカウントを作ります。サイトに登録する日本の住所も架空です。そして出品業者からの依頼を受けて、これらの架空アカウントを使って商品を購入します

■実際に商品が送られないとレビューが書き込めない

 これまではそこで不正レビューを依頼した出品業者は架空注文に対しては商品を架空で発送したことにして、少し時間をおいてその架空アカウントでレビューを書き込んでもらっていました。ところがそのような不正の手口を通販サイトの運営会社が察知したためにレビュールールが変更されます。実際に商品が送られて相手に配達された記録が残らないと不正業者がレビューを書き込むことができなくなったといいます。

 ところが不正レビュー業者の作った架空アカウントに登録されているのは架空の住所なのでそこに商品を送っても日本郵便が配達完了してくれません。送り先不明で戻ってしまいます。一方でもし新たに実在する住所氏名で架空アカウントを作った場合、今回のように商品を送った段階ですぐに不正アカウントだとばれてしまいます。だから不正アカウントを大量に作れなくなる。これがサイト側の防止策です。
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 そしてこの不正レビュー防止策をかいくぐる目的で開発されたのが今話題となっている「種を送る仕組み」だというのです。

◎ポイント3 種が実はベトナムから送られている理由
 先に述べたとおりメディアの取材で送られてきた種が入っていた国際郵便物について2つの事実が判明しています。ひとつは表面に貼ってある中国郵政(China Post)のラベルが偽造であること。もうひとつがそのラベルを剥がすと下からベトナムの郵便のラベルが出現することです。

 これらの理由を専門家に質問したところ話してもらえたのが以下の内容です。

 そもそもインターネット通販で商品が海外から送られてくるケースが増えているのは、海外からのほうが郵便料金が安いことです。実際アマゾンなどでUSBケーブルのような小物を買うと中国から定形外郵便に入って届くのですが、これが都内から発送するよりも安い。

 具体的には普通郵便で20gまで5人民元(約76円)ですから日本国内の84円よりも安い。ところがこの国際郵便のルール、途上国のほうがより有利になっていて、ベトナムからの発送だったら20gまで1万5000ベトナムドン(約65円)の郵便料金になります。

 ベトナムから送られた郵便物は日本の税関を通った後、実質的に日本郵便のコストの持ち出しになって配達されるのですが、そこは国際条約があるために仕方がない。途上国から日本に届く郵便の配達は国内郵便業者の義務のようなものなのです。

 ここに「種がベトナムから送られる」理由があります。郵送コストがただ同然に安いことと、荷物の中身も同様にただ同然で手に入る種だということが不正業者にとっては重要なのです。

◎ポイント4 不正が完成するための手口

 さてここから先はあくまで推理ですが、おそらくこういうことが行われているという手口の話です。


🌟東洋経済オンライン


 不正レビューでこんな手の込んだことをするかしないかはわかりません。

 あくまでも推測です。証拠はありません。

 謎の種が送られてきても絶対に開封せず、郵便局に返送しましょう。
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