どんな世の中、社会にしたい? 資本主義社会からの脱却


どんな世の中、社会にしたい? 資本主義社会からの脱却

(ライターFT)

第一章 資本主義に替わる社会システムの考察 

  資本主義の修正ではダメな理由

 まえがきで述べたように、今の日本は様々な問題が山積しています。政治家もその問題に対して様々な解決策を打ち出しますし、それに対して評論家やコメンテーターが批判したり、修正案を提示しますが、それは一面的なものばかりです。たとえば、年金の財源不足の対策案として企業に定年を延長するという打開策は年金の財源の対策としては良いのですが、それは若年者の雇用を奪ってしまいます。
 その他にも、家庭においては無駄な出費を抑えて節約することが快適な生活のために必要なことですが、それをどの家庭も行えば消費が冷え込み、経済が不活性化し、社会全体が不景気になります。これは合成の誤謬と言われることです。
 貧富の格差は広がり、どのような政策を打っても「あちらを立てればこちら立たず」といったジレンマの状態の中で、永続可能な社会が実現できるでしょうか。資本主義も共産主義と同じように、終焉を迎える日が来ると薄々感じている人も増えてきました。しかし、その代替となるものを誰も見つけられずに、誰も提案できずにいました。

🌟資本主義に替わる理想的な社会システムと未来のビジョンを提示します




 上記サイトで書かれている事で興味深いのが、「共産主義というイデオロギーが間違っていたように、資本主義も同様に間違っている」と書かれている事です。

 誰もがわかるように、所得の再分配ができておらず、格差が広がっています。

 そしていくら努力しても資本主義は立て直せないという事です。



 このサイトで提唱されているのが、「バイオミメティック経済論」になります。

 この理論は社会全体に、血液を巡らせるように、お金を社会全体に巡らせるという考えになります。

 お金に減価という機能を持たせるのです。時間の経過とともにお金の価値が下がっていくという理論になります。通貨の価値を時間の経過とともに下げる事で、通貨の貯蔵機能を弱め、貯蓄できないようにすることになります。貯めることに何の意味も持たせないということになります。

 人体になぞらえた経済システムにすることで、理想社会を実現する希望の光だと注目を集めてい流らしいです。




 資本主義はすでに成熟し、腐り始めているのは確かです。もしこの経済論が実現したら、お金を大事にするという概念も変わるでしょう。

 より大きな資金を動かし、より優れたフィンテックを駆使するプレイヤーが、必ず大きな利益を手中にし、使用者と奴隷という社会になっています。マネーが全てです。

 きっと法規制する事で、ある程度の格差は解消できるでしょう。かつての日本がそうだったように、できない事はない。しかし既に日本は世界に倣えとしており、一握りの富裕層が実権を握り、誰も手放そうとしません。ここに綻びがあるのです。

 バイオミメティック経済でお金に原価があるとすれば、早く使ってしまわないとなりません。沢山もらっても早くお金を使わないと価値が下がってしまう。経済は循環していくでしょうが、デメリットも多くあるはずです。



 お金の価値は下がり、お金の代わりにモノの価値が上がるでしょう。

 どんなモノに価値があるのか、それは需要と供給のバランスで、人々が欲しがるモノで実態が少ないモノになるでしょう。これも市場原理があるので、希少価値のあるものが増えれば、そのモノの価値はまた下がるでしょう。

 「バイオミメティック経済論」、非常に面白い経済論ですが実現するかどうかは不透明で、今の富裕層が認めないでしょう。

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