砂漠を緑化したら気候変動は止まるのか? モンゴル編


砂漠を緑化したら気候変動は止まるのか? モンゴル編

(ライターFT)

「砂漠」と「沙地」 

 内モンゴルでは、1960年頃から砂漠化が急速に進行しています。内モンゴル自治区の使用可能な草原の面積は、1960年の82万k㎡から、1999年には38万k㎡に減少しました。

中国では、乾燥など厳しい気候条件下で自然に形成されたものは「砂漠」と呼び、人間の活動で砂漠に似た状態になったものを「沙地」と呼んで区別しています。

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 モンゴル自治区にあるゴビ砂漠、有名ですね。

 このゴビ砂漠を緑化させようとしています。



 ゴビ砂漠はモンゴル自治区と中国の境界にまたがるようにある砂漠です。



 東西約1600km、南北約970km、総面積は約130万km2で、世界で4番目の大きさを誇る砂漠です。

 春になると、ゴビ砂漠の砂が「黄砂」と呼ばれ日本まで飛んできますね。

 この地域では砂漠化が進んでいるらしく、中国国土の27パーセント以上、約250万kmが砂漠と化しているそうです。

 砂漠化する要因はふたつ、自然的要因と人為的要因になります。



 自然的要因については干ばつによる影響が大きいといわれています。要因はひとつだけでなく、様々な要因が絡み合っています。干ばつにより作物は不作になり、動植物が育たなくなる事で、土壌が劣化することが原因になります。

 動植物が育ち、死んでいくサイクルで土壌に栄養が溜まっていきます。栄養がなくなり、感想や極端な雨などで土壌侵食などが起こり、植物が育たなくなる事で砂漠化がゆっくりと進んでいきます。

 人為的要因としては、過放牧や過剰な耕作、薪炭材の搾取が原因として挙げられています。家畜は植物を食べて育ちますが、数が増えるとその地域の植物を食い尽くしてしまうというデメリットがあります。人為的要因はこれだけではなく、乾燥地で行われる乾燥農法や、人口増加が影響しているとも云われています。



 人為的要因の最大の要因は「貧困」があります。

 社会的要因が砂漠化を勧めてしまっているという理由です。

 特に中国の砂漠化はもう元に戻らないのではないかと云われています。1990年代には5万本以上が存在していた河川が2011年には2万2909本に減少したという。また、最長河川の揚子江や黄河も水位の減少が見られているという深刻な自然破壊が進んでいます。

 中国の場合、汚染という非常に人的な問題が経済を優先させる事で放置されてきています。

 中国の河川などの水質汚染については、中国では解決不可と考えた国や富裕層達は、日本の水資源を狙っているとも報じられています。

 中国の砂漠は砂漠化の主な原因は、過伐採、過放牧、過剰耕作といった無理な開発、農耕が原因と云われています。

 モンゴル政府も放っておくだけではなく緑化に力を入れているそうですが、日本のNGOが中心になっているとか。

 モンゴル政府はこの地域に樹木を植える「グリーンベルト」構想による緑化計画を進めているが砂漠化の方が進行しているらしい。

 サハラでも貧困問題が砂漠化を勧めていると云われていましたが、同じようにゴビ砂漠でも人為的要因の背景には貧困があります。

 サハラのグリーンベルトはすでに効果が出てきていますが、ゴビ砂漠のグリーンベルトの効果は出てきているのでしょうか。

 「飛行機播種」という方法。中国軍が飛行機を用意し、一日に何度も飛行し、広い範囲に大量の種を空から撒いているそうです。わずかな雨でも芽吹く強い植物の種を撒いているそうです。

 人間は破壊と再生を繰り返し、バランスをとっているのでしょう。でも砂漠化の方が早いスピードで進行してます。

 砂漠を緑化させる事で、良い面と悪い面もあるそうです。

 我々にできることは、寄付くらいしかできませんが、何もしないようマシかもです。何が正解なのかは誰もが知っていることです。貧困がなくなり、自然を回復させることが一番いいのでしょう。

 
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