不老不死の研究はどこまで進んでいるのか

不老不死に挑む医療界の反逆者 クレイグ・ヴェンターの新たな野望




(ライターFT)

不老不死の研究はどこまで進んでいるのか


 先日、テレビで放送されていたゲド戦記で敵役の魔法使いが不老不死の力を手に入れようとしていました。この物語では、不老不死という力は「世界の均衡を乱す」こととされていました。生きるということは苦痛が伴うことでもあると考えています。しかし生きることの苦痛も喜びもなくなれば、人間は生きることの意味や価値をどう考えるのでしょう。

 なんて哲学的なお話は置いておいて、不老不死の最新の研究を今日はご紹介したいと思います。

 そもそも不老不死を可能にすることは現実的な事なのでしょうか。



 グーグルが15億ドルを投入して研究しているようですが、現実化するということが分かっていないと、不老不死の研究費に15億ドルも投じるのでしょうか。15億ドルといえば、日本円で換算すると、1664億円になります。企業であれば、このお金をドブに捨てることは絶対にないのではないでしょうか。



 さて、老化とは化学的に考えると、どんな状態を指すのでしょう。

 簡単に言えば、「細胞の細かな損傷」ということになるそうです。

 もし、細胞の細かな傷を修復出来るのであれば、老化は起こらないということになります。

 英国、ケンブリッジ大学のオーブリー・デグレイ博士は、この研究の第一人者になります。まずは老化を止める原因を解明し、後20年程度で人類は不老不死になれる可能性があると言っています。ーブリー・デグレイ博士は老化を無くすことで、高齢出産も介護も必要なくなると言っています。確かに100歳でも30歳くらいの見た目と、体力があれば可能であることは理解できます。めちゃめちゃ元気な100歳がスノーボードでバックフリップを決めていたら、それは凄いことです。



 
 オーブリー・デグレイ博士によると、IPS細胞を使えば100歳でも艶々の肌でいられると言っています。あらゆる部分を再生して若返ることに対しては、理論上は可能という所まできているのも現実のようです。人間の寿命については、テロメアという細胞の染色体末端部にある染色体末端を保護する役目を持つ部分らしいのですが、このテロメアがなくなると寿命が尽きると考えられています。すでにここまで研究が進んでいるのであれば、不老不死というのも現実にあり得る話かも知れません。


代表FT

 私が小学生の頃、50歳のおじさんを見たとき、すでに大人を少し過ぎた人、なんてイメージでした。。でも最近ではかなり若い50歳代の人が多くいるように感じています。私も51歳になりますが、髪を染めていたら50歳には見えないとよく言われていました。最近は髪を染めていないので、ほぼ白髪になり、年相応に見られるようですが。

 すでに遺伝子の若返りに成功しているらしく、自然界の中でも不老不死の生物が存在します。それは「ベニクラゲ」というクラゲになります。この「ベニクラゲ」ですが、衰弱した後、「ポリプ」という幼虫のような状態に変化し、また若いベニクラゲに変化するらしいです。

京大の「実は!」Vol.13

 簡単に言えば、蝶が芋虫に戻り、また蝶に進化するという事です。

 やはりここでも京大の久保田先生は、20年以内に実現したいという目標を持っているようです。

 そして不老不死の研究は加速してると言われているのです。

 15億ドルを投じ、研究しているグーグルは、「カリコ」という会社を設立し、研究しているようです。内容については完全非公開となっているようです。豊かな国に生まれた人々の平均寿命は40年から80年に伸び、10年ごとに2.5年寿命が伸びているそうです。

 一方で、人の寿命は125歳が限界と言われており、122歳を超えることはないという話であるが、世界最高齢の人物はフランスの故ジャンヌ・カルマンさんだといわれています。彼女は122歳と164日という寿命となりました。

 科学は命を凌駕できるのか。

 楽しみでもありますが、不老不死が現実化したら、どれほどのコストがかかり、人口はどうなって行くのでしょう。プラスがあればマイナスがあるように、世界は均衡を保っている。その均衡が破れたとき、世界はどのように均衡を保つのでしょう。
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