CRISISにみる体制批判

『CRISIS』第7話が示すメッセージーー“公平と平等”訴える若者の矛盾とは



(ライターFT)

CRISISにみる体制批判


 CRISIS公安機動捜査隊特捜班というドラマですが、大人気で中々面白いですね。

 特に7話の中で、平成維新群と呼ばれるテロリスト集団の中枢にいる人物が捕まり、取調室で離すテロの理由というのが的を得すぎている。



 テロを企てた通称坂本の家庭はさほど裕福ではない、世帯年収550万円程度の中流ではない家庭。住宅ローンもまだ25年残っている。一流大学に入る事が成功に近づく近道と思っている坂本なのですが、550万円程度の年収なら、例え大学に受かっても奨学金の貸付けを利用し、マイナスからのスタートとなるような話をしていました。

 一方では高級外車に大学に乗り付け、チャラチャラして適当に学校を卒業し、親のコネなんかでいい会社に入り、いい人生を送るという格差社会に入っているというテロリスト坂本のいい分。



 いくら子供達が大きな声を上げたって、誰も耳をかさない。

 こんな坂本の訴えは、非常に分かりやすく現在の格差社会を物語っていると思いました。

 作者はこんな時代を嘆き、怒りをCRISISの中で表現したかったのでしょう。このドラマ、随所にあるキーワードが散りばめられています。小栗が犯人を確保するときのセリフがいい。



 「そいつが本当に嫌な奴なら、また狙えばいい」

 確かこんなセリフを言いながら、犯人を確保してました。

 原作者の金城一記による同名小説になります。

 メッセージ性のある原作ですが、分かりやすいですね。ドラマSPと同じ原作者です。

 少し現実感に欠ける気がしますが、見ている人には伝わりやすい。

 完全に体制への批判になります。



 平等で公平な世の中ではない現在、いくら頑張っても生き上がらない体制にしてしまったのは、誰なのか?それは国民なのです。マスコミに情報操作され、この政党しかないと思わせ国民を騙す。

 種子法廃止なんて知らぬ間に法案を通し、アメリカ資本家のいいように法律を変えられてしまっている。気がついたらこうなっていたという状況に陥ってしまっているという訳だ。
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