鉛色の空の下、福井から私、サカヤンがお送りします。
鉛色通信、略して「鉛通(ナマツウ!)」
先週のデイリーに画像を挿入したらどうなるか?
何!手抜きだと!
来週はちゃんとお仕事シリーズ2をするわい!!
今回はとあるサングラスレンズの加工している方へのインタビューです

この仕事に就いたきっかけは何ですか?
うっかりです、まったくもってうっかりでした
正直な所、サングラスが好きでとかそう言う事ではなくて
異動の際にたまたま加工の部署に配属になっただけで
これといって夢があって就いた訳ではないですね。
ではそう真剣に仕事している訳ではないのですかね?
いえ、やるからには真剣ですよ、元々物づくりは好きでしたし
やってみると今までやった仕事の中では一番楽しかったですね
サングラスレンズのカットというのはどうやってやってるのですか?
主に機械ですが、会社によって色々機械もやり方も違います
サンプルで一枚ぐらい作る場合は、ヤスリで手作りする
場合もありますね、量産中だと機械が空かないもので。
大変な事は?
やっぱり納期でしょうか
忙しい時はどこも一緒でしょうが、注文がまとまって入ってきますので
その納期管理が大変ですね。
後、機械の構造上カットが不可能なものの依頼とか
その時はどうしますか?
納期の場合、なんとかお客さんに説明して待ってもらうか
どさくさにウソをつく場合もありますね
機械が不調だとか、レンズの在庫がなくて入荷待ちだとか
長く付き合ってるお客さんには電話で「う~~~ん」と
唸るだけで、「まぁできるだけ早くして」と言われる場合もありますけど(笑)
電気機器関係とかでは納期遅れはキャンセルになるらしいので
その辺りはまだ楽なのかもしれませんが
一番楽しい事は何ですか?
やっぱりレンズが枠にバッチリ入った瞬間ですね

一番悲しい時は?
バッチリ入ったと思ったのにクレームが来た時ですね(笑)
夢はありますか?
うーん、仕事上でトップになろうとかは思ってませんが
できるだけ良いものを作れるよう心がけてはいます。
後、今できる事を一生懸命やっていれば
次に進める何かを身につけられるとは思います。
それまでに何か夢ができていれば間違いなくそれに近づく
道ができていると思います
最後に一言なにか
今、景気回復らしいですが、眼鏡製造業界はこれから更に
暗黒時代を迎えようとしています。
2、3年後は自分もどうなっているか分かりませんね
それまでの間に、その先までいける何かを探して
それでも駄目なら自分だけでも助かるスキルを身につけないと
いけませんね。
眼鏡業界に限らず、製造に携わる人は皆そうかもしれませんので
これから製造業に就こうと思っている方は
ただ単に一日中物を作っていくだけでは世界に飲み込まれてしまうので
色々な物を見に行ったり勉強したり、時には営業活動したり
企画したり、様々な事を要求される時代がもう来てますので
色んなアンテナをはって頑張って欲しいです。
私も頑張ります。
本当はシリーズ2を書こうと思いましたが思いつきで
こんな結果になってしまいました!
ユルシテ!