歴史の嘘と本当!近代史の嘘と本当

なぜ、人はウソをつくのか? その見抜き方と対処法



(ライターFT)

歴史の嘘と本当!近代史の嘘と本当


 幕末以降の近代史に嘘が多いというのは皆さんご存知でしょうか。幕末のヒーロー坂本龍馬が一介の浪人なのになぜ軍艦を操り、薩摩から長州へ秘密裏に武器を運搬することが出来たのか、その資金はどこから捻出したのか等、謎だらけらしいのです。所詮、負けた方の歴史は改ざんされ、闇に葬られます。

 坂本龍馬がなぜ幕末のヒーローとなり得たのか。

 完全に作られた龍馬伝説



 坂本龍馬の認知が始まったのは明治になってから。明治37年、昭憲皇太后(明治天皇の奥様)が龍馬の夢を見たという逸話から始まります。この昭憲皇太后の夢の話もなんとなく胡散臭い。しかも当時の明治政府がこの話を公表したことで「龍馬が夢に現れ、日本海軍の守り神になる」という嫁の内容です。この発表をしたのが土佐出身の田中光顕という龍馬信者となる。

 この田中光顕は明治政府の中で土佐派閥、郷土愛があったのでしょう、土佐藩の権力等を高めようと思いこうした作り話を昭憲皇太后の名を借り広めたと解釈する方が正しいかも知れません。しかもこの話は「土陽新聞」というメディアを使い発表しています。田中光顕のメディア戦略が見事にハマった瞬間と言えるのです。



 幕末のサムライ達が制度に反発し、命を燃やし戦ったことは事実でしょう。しかし龍馬の本当の狙いは何だったのか?龍馬の有名な言葉でこんな言葉があります。

 「そうさな、世界の海援隊でもやりますかいのう」

 明治政府の役職に龍馬自身が描いた役職名簿に自分の名前がなかった。西郷や大久保達も驚きを隠せなかったという。

 こんなヒーロー像しかない龍馬は、誰かに操られていたという説が、近年になり言われだしている。今までの龍馬象は、こうしたメディア戦略で大きくなり、昭和になり司馬遼太郎が創りあげたフィクションの方が人々の心の中に焼き付いてしまっている。司馬遼太郎の文章力はまるで見てきたかのようなリアルさ。当時の世相、風俗を徹底的に取材し、時代背景の描写はその時代にいるかのような錯覚を起こす。



 当時、脱藩という行為は重罪だった。脱藩した龍馬がヒーローとして生きるには何かしらの後ろ盾がないと難しい。人たらしと呼ばれた人心掌握術だけでここまでの仕事は難しいだろう。

 龍馬は日本をグローバル化させたかった!

 つづく。
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