脳みそをコントロールしたい まとめ後半

「幸せ」は、ハグやセックスで増えるオキシトシンで決まる



(ライターFT)

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 オキシトシンの効果について書いてきましたが、オキシトシンにもデメリットはあります。例えばSEXでもたらされたオキシトシンは男女で違う効果となるそうです。男性にオキシトシンが多く分泌されてしまうと、行為の後、賢者タイムがやってきてさめてしまいやすいらしいのです。逆に女性は行為の後、大量のオキシトシンが分泌されると相手に対しより強い絆をもとめるようになるそうです。男女で相反する結果になったということになりますね。



 これはあくまでも傾向のお話で、全てがそうなる訳ではありませんがリスクとして知っておいて損はないでしょう。

 オキシトシンレベルが高い夫婦ほど円満な家庭を築いているというデータもありますのでオキシトシンを得る為にSEXやハグ等は積極的にした方がいいという事になります。但し賢者タイムはそっとしておく事が基本です(笑

 では奥さんやご主人、彼氏、彼女がいない人はどうやってオキシトシンを分泌させればよいのでしょうか?



 動物を飼う、犬や猫を飼ってお世話したりぐれ合う事でオキシトシンは毎日分泌されます。犬や猫等のペットを持てないのであれば感動する映画や本などの芸術の分野を利用し、オキシトシンを分泌させてみましょう。それでも不安が取れない、ネガティヴな気持ちが取れないというのであれば、オキシトシンスプレーなどを使ってみるのもいいかも知れません。妊婦さんには禁忌になりますのでご使用はお避け下さい。


 脳から分泌される幸せになるホルモンはオキシトシンだけではありません。デイリーSKINでも何度か紹介させて頂いているセロトニンというホルモンです。オキシトシンは比較的に日常の生活の中で得やすいホルモンと言えますが、このセロトニンも幸せホルモンと呼ばれています。

 実はこのセロトニン、脳からも分泌されるのですが大半は消化器官にあると言われています。このセロトニンは血管や気管支、腸管などの収縮に必要な物質になり私達が普段意識しなくても筋肉やその他の器官の収縮に必要な物質となります。気分的な作用の方が圧倒的に多い物質になります。

 血管が切れた時、人間は出血するのですが、この時に血小板から血清にセロトニンが放出され出血を止める作用が働きます。



 脳内においてセロトニンは神経伝達物質として作用しています。

 セロトニンの働きが弱くなると、前頭前野と呼ばれる人間らしさを司る前頭葉の働きが悪くなると言われています。計画性が低下したり意欲の低下などです。こうした部分が低下すると、社会性が失われたり自発性が低下することが分かっています。こうしたセロトニン不足が長期間続くと、うつを始めとする様々な精神疾患になるのではないかといわれいます。

 セロトニンの効能は不安を抑えるという効能があるとされています。不安等のネガティヴな感情だけでなく、痛みを和らげる働きも持っています。



 セロトニンの効果等については専門的な書籍等で詳しく記載されいます。ここでは簡単に説明してきましたが脳にも影響する物質となる為、脳みそをコントロールする為には非常に大事な物質になります。

 セロトニンを増やすにはどうしたら良いかはこちらです。

 効果的にセロトニン、オキシトシンを増やし、快適な生活を得たいですね。
苦痛の時に現れる脳内麻薬? 「エンドルフィン」の知られざる正体



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 オキシトシン、セロトニンと脳内の幸せホルモンについて説明してきましたが、今日からは脳内麻薬について考えていきたいと思います。人間の脳には使い方を間違えれば危険な脳内物質も分泌されています。依存という症状は、脳内で起こる変化、つまり脳内麻薬と呼ばれる物質が人間の危険信号を察知すると分泌されてしまいます。



 人間は強烈な快感を得てしまうと、その快感を求めようとしてしまいます。

 楽しい事をまたしたいというシンプルな気持ちが、知らないうちにその事だけを求めてしまいがちになるという事も必ずあります。ギャンブル、SEX、アルコール、ニコチン、ゲーム等近年ではかなりの楽しみ(快楽)が存在します。単純に楽しむだけなら何の問題もありません。しかし快感や快楽だけを求めてしまうと、生活の質を落とし、働く事さえも出来なくなり、快楽だけを求めてしまう生活に陥ってしまうこともあります。



 仕事をして給料を得る=報酬

 人から褒められる=報酬

 上記に記載したことを脳は「報酬」と認識します。

 脳は「社会的報酬」、「物質的報酬」、「知性的報酬」、「生理的報酬」等があります。



 依存(アディクション)の中にいる人は「生理的報酬」を求めるあまり、他の報酬なんてどうでもよくなってしまい、他人に嘘をついたり裏切ったり社会的に問題のある行動をしてしまいます。

 難しいことはさておき、これらの報酬を得る事で脳内はある脳内物質が分泌されます。

 つまり脳は何らかの報酬を得るために脳内麻薬という物質を分泌させ、快感物質を分泌させる作用を持っているのです。常に脳は何らかの報酬を期待しています。脳内から分泌される快楽物質は様々です。

 中でも最強と言われているのがβエンドルフィンという脳内物質です。



 このエンドルフィンというのは別名、体内性モルヒネと呼ばれる鎮痛効果、多幸感などを伴う物質になります。これだけではなく、美しいものや気持ちのいいものを見たり聴いたりした時にβエンドルフィンが脳内に放出されます。

 その効果はモルヒネの数倍と言われており、気分が高揚したり幸せな気持ちになったりすることが分かっています。このエンドルフィンを強烈に放出させると何ともいえない多幸感(幸せな気持ち)に包まれます。簡単な所でいうとランナーズ•ハイと呼ばれる症状になります。

 このランナーズ•ハイですが、苦痛を感じ、それを乗り越えるとランナーズ•ハイと呼ばれる多幸感を感じます。これはこれ以上走り続けると危険という信号でもあります。苦痛が長く続くと、気持ちよくなる、これがランナーズハイの正体になります。この時にβエンドルフィンが脳内に大量放出されている状態になります。

「独身者は無理に幸せになろうとしない方がいい」ーー 『超ソロ社会』著者の荒川和久さんが語る



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 エンドルフィンが脳における作用を左右しているのはたった1%~2%。エンドルフィンはマラソンで限界を超えた頃にやってくる多幸感、つまりこれ以上走ると死ぬ危険性があるよ、という脳の危険信号とも言えます。

 このエンドルフィン、脳のストレス緩和や免疫細胞の防御反応を強化する作用もあり、単なる危険信号でもないのです。あくまでも正常に放出させれば私達の生活にとって役立つ物質と言えます。40度以上のお風呂に入る事でエンドルフィンは分泌されます。効果的な放出を日頃から演出出来れば例え過度のストレスに出会っても何とかなるという事になります。

 オキシトシン、セロトニン、エンドルフィンときましたが次はドーパミンです。



 やる気が起きない、モチベーションが低い、笑えない等の症状が顕著な人はドーパミン不足の可能性が考えられます。ドーパミンはときめきなどの感情を左右する脳内物質かもしれません。



 ドーパミンはまた別の物質変化します。ドーパミン単体だけならやる気等、意欲の向上に関係するのですが、アドレナリンに変化すると興奮、快楽に変化します。アドレナリンは心拍数や血圧を上げる作用があります。感情でいうと恐怖や緊張、怒っているときや悲しいとき等に放出されます。動物が的に襲われたときにアドレナリンが脳内に放出され敵から身を守る役目も果たしています。

 よく火事場のクソ力という言葉がありますが、アドレナリンを放出する事で思ってもみなかった力が出たりします。



 アドレナリンを上手く使う事が出来れば、役に立つはずです。

 アドレナリンは大きなプレッシャーを感じたときに放出されます。アドレナリンを意識的に放出させるには、自身で大きなプレッシャーをかけると脳内はアドレナリンが放出されるというわけです。このアドレナリン、かなり使えるのですが注意が必要になります。一時的にアドレナリンを放出させる事に成功したとしても、本来の自分の力以上の能力が出ている事になります。身体を騙しているという事になり、身体に負担をかけているのは間違いありません。だからといってアドレナリンを放出させ、それを体内にため込むのもよくありません。脳はアドレナリンを放出した後、平和や安息を感じる物質、つまりエンドルフィンを放出します。ランナーズ•ハイで苦しいとき、アドレナリンが大放出、この苦しさを乗り越えたときにエンドルフィンの放出となります。

 こうしたことを繰り返すと、脳はエンドルフィンを欲しがります。報酬として脳はアドレナリンのあとはエンドルフィンが放出することを求めるようになってしまいます。

 マラソンつらい~、なんて思ってもまた走るのはこれが原因なんです。

 運動が終わった後の開放感や清々しい気持ちは脳内の気楽物質によりもたらされているということです。

 そしてアドレナリンを放出し、消費できない場合、つまり体内にアドレナリンをため込むのも良くないのです。


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 アドレナリンは身体にストレスを感じた時に分泌されます。腎臓の隣にある臓器、副腎で作られる物質になります。アドレナリンが出て、身体にため込んだままにしているとあまり良くない。例えばアドレナリンを放出させるようなストレスを感じ体内で放出され、アドレナリンを消費しなかったら身体では心拍数の上昇、怒りっぽくなるなどの症状が出てきます。アドレナリンは血液から全身に運ばれる事になります。

 筋肉は緊張を続ける状態になり、眠ろうとしても眠れないという状況が続き、心身ともに疲れが取れず精神的な病気に繋がったりする可能性があります。不眠症までいかなくても、何となく眠れないと言う方、日中に過度のストレスを受け体内にアドレナリンが放出され、消費しないままの状態にあるかも知れません。こうした場合のアドレナリンの消費方法は強めの運動がお勧めです。



 眠れないとき、少し強めの運動、筋トレ等を行う事でアドレナリンの消費が出来ます。

 命を守る為のアドレナリンホルモン、動物が敵から狙われた時、火事場のクソ力を出し危機から逃れたりすることで命を守ってくれる反面、消費されないと疲れ等は抜けない、アドレナリンを効果的に放出させる事が出来たら、必ず消費させる事も必要になります。

 アドレナリンが放出されすぎたら、セロトニンを放出させる事でアドレナリンは消費されます。リラックスすることが大切です。



 脳から分泌されるモノと身体から分泌され、血中を通じ全身に行き渡り心拍数や血圧に影響するもの等様々です。こうした快楽物質を効果的に使う事で、思い通りの日常を得られる可能性が考えられます。ストレスを感じたらどのように対処し、ストレスを解消するのかという手法があれば効果的に日常が進むはずです。

 ストレスが過度になると、暗い気持ちになります。暗い気持ちは効果的に脳をコントロールすることで解消する事ができます。インターネットや数々の書籍等でストレスの解消方法やうつ等の病をどう克服するか等、昔から色々な手法が紹介されたりしています。自分に合った方法で解消する事が一番だと思いますが、ストレスを感じたとき、脳や身体でどんな事が起こっているかを理解する事で身体はコントロール可能になります。

 自分の身体の司令塔である脳をコントロールすることで、ストレスだけではなく人生という大きな荒海を快適に航海することも出来るのではないでしょうか?



 人間が生きていく上で楽しい事や気持ちいい事、辛い事、悲しい事、複雑な問題等、色んな事が起こります。色んな事が起こるから人生は楽しいのです。さらに人生をよりよいものにするには自分をコントロールする事が出来たらもっと良い方向に進むはずです。運も大きいですが運を引き寄せるには普段の考え方や行動が運を引き寄せてくれると思っています。

 生まれながらにしてお金持ちで毎日楽しい生活を送っている人で暗い人はみた事ありません。お金持ちのボンボンといわれる人達は、常にポジティヴに毎日を生活しています。もちろん、何でも好きなものが手に入るから毎日が楽しい。楽しいから人が集まり人気が出る。運も引き寄せているのではないかと思っています。



 毎日がハッピーではない人も、ポジティヴに考える事で運が引き寄せられるはずです。

 その為には脳をコントロールすることを実践してみましょう。

 私もこれから実践していこうと考えています。
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