脳みそをコントロールしたい!6

「独身者は無理に幸せになろうとしない方がいい」ーー 『超ソロ社会』著者の荒川和久さんが語る



(ライターFT)

脳みそをコントロールしたい!6


 エンドルフィンが脳における作用を左右しているのはたった1%~2%。エンドルフィンはマラソンで限界を超えた頃にやってくる多幸感、つまりこれ以上走ると死ぬ危険性があるよ、という脳の危険信号とも言えます。

 このエンドルフィン、脳のストレス緩和や免疫細胞の防御反応を強化する作用もあり、単なる危険信号でもないのです。あくまでも正常に放出させれば私達の生活にとって役立つ物質と言えます。40度以上のお風呂に入る事でエンドルフィンは分泌されます。効果的な放出を日頃から演出出来れば例え過度のストレスに出会っても何とかなるという事になります。

 オキシトシン、セロトニン、エンドルフィンときましたが次はドーパミンです。



 やる気が起きない、モチベーションが低い、笑えない等の症状が顕著な人はドーパミン不足の可能性が考えられます。ドーパミンはときめきなどの感情を左右する脳内物質かもしれません。



 ドーパミンはまた別の物質変化します。ドーパミン単体だけならやる気等、意欲の向上に関係するのですが、アドレナリンに変化すると興奮、快楽に変化します。アドレナリンは心拍数や血圧を上げる作用があります。感情でいうと恐怖や緊張、怒っているときや悲しいとき等に放出されます。動物が的に襲われたときにアドレナリンが脳内に放出され敵から身を守る役目も果たしています。

 よく火事場のクソ力という言葉がありますが、アドレナリンを放出する事で思ってもみなかった力が出たりします。



 アドレナリンを上手く使う事が出来れば、役に立つはずです。

 アドレナリンは大きなプレッシャーを感じたときに放出されます。アドレナリンを意識的に放出させるには、自身で大きなプレッシャーをかけると脳内はアドレナリンが放出されるというわけです。このアドレナリン、かなり使えるのですが注意が必要になります。一時的にアドレナリンを放出させる事に成功したとしても、本来の自分の力以上の能力が出ている事になります。身体を騙しているという事になり、身体に負担をかけているのは間違いありません。だからといってアドレナリンを放出させ、それを体内にため込むのもよくありません。脳はアドレナリンを放出した後、平和や安息を感じる物質、つまりエンドルフィンを放出します。ランナーズ•ハイで苦しいとき、アドレナリンが大放出、この苦しさを乗り越えたときにエンドルフィンの放出となります。

 こうしたことを繰り返すと、脳はエンドルフィンを欲しがります。報酬として脳はアドレナリンのあとはエンドルフィンが放出することを求めるようになってしまいます。

 マラソンつらい~、なんて思ってもまた走るのはこれが原因なんです。

 運動が終わった後の開放感や清々しい気持ちは脳内の気楽物質によりもたらされているということです。

 そしてアドレナリンを放出し、消費できない場合、つまり体内にアドレナリンをため込むのも良くないのです。

 続きは明日。
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