スタンリー•キューブリックというジーニアス

映画「2001年宇宙の旅」に新見解? 食べ物が大きなポイントに



(ライターFT)

スタンリー•キューブリックというジーニアス


 スタンリー•キューブリックはアメリカ人映画監督、そして天才監督ともいえる。1951年に「拳闘試合の日」というドキュメンタリー映画を製作し、監督業を本格派する。

 生涯で製作した映画は16本、70歳でこの世を去った。

 天才という名がまさにふさわしいといえる映画監督で、彼が作る映画のほとんどが難解ともいえる。先日まで「2001年宇宙の旅」をAIの問題に絡めデイリーSKINでも紹介していましたが、1968年製作と思えない程の映像クオリティと宇宙観。



2001: A SPACE ODYSSEY / 2001年宇宙の旅 1968 Youtube動画

 1968年製作の他の映像を見比べるとさらにこの映画の色あせない新鮮さが良くわかる。

 「猿の惑星」という1968年に同じく大ヒットした映画がありますが、この映画の映像クオリティと比べてみるとキューブリックがどれほど美しい映像に拘っていたかが理解で増す。

猿の惑星 Planet of the Apes 1968 Youtube動画

 猿の惑星のサルメイクも当時としては革新的な技術でした。しかし映像を見ていると格段の差がある事はお分かりだろう。

 それ以前に「博士の異常な愛情」というモノクロ作品があります。この映画はアメリカ軍司令官が精神異常をきたし、ソ連への核攻撃を命令したまま基地に立てこもってしまうというブラックユーモア満載の作品になります。



 ナチを皮肉ったシーンやアメリカ大統領の事を「総統」と呼んでみたり、核弾頭を「皆殺し装置」と呼んだりと切迫した状況なのにあまりにもこれらの細かなブラックユーモアが飛び出してくるシーンには何ともいえない面白さを感じてしまう。だけどこの映画の背景にあるのは、絶対に発射しない抑止力をいとも簡単に、しかも人為的なミスで核弾頭が発射されてしまうという狂気だと思います。まるで東北の震災時の原発ではないですか(笑

 世界終焉をブラックユーモアで描いている人間の浅はかさ裏にあるキューブリックの怒りと人間達に対してのやるせなさが感じ取れる何ともいえない面白い映画です。キューブックは人類を完全に見下しているのがこの映画で良くわかる。

 まさに天才監督ではないか!

 明日も続く。
タイトルとURLをコピーしました