名作と呼ばれるコミック、マンガを検証 終わらないマンガ達 ゴルゴ13編

100年後に残したい最強マンガ100

1976年に連載開始した「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は単行本200巻を最後に有終の美を飾りました。気になるマンガで最終回を終えていないマンガは多くありますが、特に終わる事がないだろうと思うマンガは「ゴルゴ13」でしょう。


 
(ライターFT)

名作と呼ばれるコミック、マンガを検証 終わらないマンガ達 ゴルゴ13編


 驚くべきは1968年からの連載開始になります。

 作者のさいとう•たかお先生は2016年で80歳という高齢になります。



 和歌山県出身で堺市で育った、さいとう•たかお先生の画像は堺市のホームページに画像が掲載されています。

 さいとう先生の描くマンガはどれもクオリティが高く、読者の年齢層は高めだと思います。時代劇マンガもどれもメジャーな「鬼平犯科帳」シリーズや「仕掛人」等はテレビドラマや映画化もされている秀作です。特にこのシリーズ、テレビや映画よりも原作が面白いんです。当時の細かな時代設定や、町民の風俗などは細かな歴史を元に描かれているのが歴史ファン等も納得せざるを得ない説得力と、ストーリーの面白さがあります。



 さて、ゴルゴ13ですが、このシリーズは時勢を絡めているので世界情勢や、私達が知らないイスラムやイスラエル、アフリカの情勢を題材にしていたりするので、かなり勉強になります。

 ゴルゴ13の面白さはこれだけではなく、ある種の哲学が常にあると思うんです。

 善と悪という言葉がありますが、私はゴルゴ13(デューク東郷)を読んでいると、善でも悪でもないと感じてしまうのです。

 驚くのはさいとう先生はゴルゴ13シリーズで原発事故を想定した「2万5千年の荒野」という回で原発事故後の原発経営陣の利権や原発規制組織と原発メーカーとの関係やヒューマンエラーへの警鐘、危険性等をチェルブイリ事故の2年前に書いていたりする。

 さいとう先生の洞察力、原発だけでなく世界の紛争やエネルギー問題等をゴルゴ13というフィルターを通し、マンガで分かりやすく私達に教えてくれているように感じてしまいます。



 本当の悪はゴルゴ13ではなく人間なのだというメッセージが常に隠されている。

 秀作中の秀作ではないでしょうか?

 いつもゴルゴ13には驚かされます。

 まさに名作と呼ぶにふさわしい名作ですね。
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