常識の愛って何?同性愛に考えさせられる映画、キャロル

映画ファン、評論家たちも素晴らしすぎてため息
アカデミー賞をにぎわせる超・話題作──
60年以上封印されていた愛の名作、ついに解禁!

 映画キャロルの美しさは絶品。ケイト•ブランシェットとルーニー•マーラーのダブルキャストも魅力。特にルーニーは「ドラゴンタトゥーの女」での演技は胸を突き刺すインパクトだった。

(ライターFT)

常識の愛って何?同性愛に考えさせられる映画、キャロル




 ドラゴンタトゥーの女のルーニー。



 映画キャロルのルーニー(画像下)

 原作は1952年に書かれた作品で、この時代アメリカでも同性愛というモチーフはタブーだった。タブーなのにひそかに100万部も売れたヒット作だったんですね。しかもこの作品の原作者であるパトリシア•ハイスミス自身の実話をモチーフにした内容だとか。当時はパトリシア•ハイスミス名で出版せず、クレア•モーガンというペンネームで出版を果たした。白人アメリカ女性の典型。オーストラリア出身の女優さん。

 2013年に公開された「ブルー•ジャスミン」という映画ではゴールデン•グローブ賞を獲得、金使いの荒い女が離婚を機に倹約生活を余儀なくするというちょっとコメディタッチでシニカルな秀作。監督はウッディ•アレンでウッディ節の皮肉たっぷりのハイソでシニカルなコメディです。



あらすじ
 1952年、ニューヨーク。ジャーナリストになる夢を持ってマンハッタンに出て来たテレーズ(ルーニー・マーラ)は、クリスマスシーズンのデパートの玩具売り場で臨時アルバイトをしている。テレーズにはリチャードという恋人がいるが、なかなか結婚には踏み切れないでいる。

 そんなテレーズの前にある日、娘へのクリスマスプレゼントに人形を探しているキャロル(ケイト・ブランシェット)が現れる。エレガントで洗練された美しさを持ち、裕福そうなのにどこかミステリアスな雰囲気を醸すその女性に、たちまち心を奪われるテレーズ。送り先伝票からキャロルの住所を知るテレーズは、ダメ元でクリスマスカードを書く。すると驚いた事に、すぐにキャロルから連絡が届く。

 そして二人は会うようになり、テレーズは、キャロルが人妻で、現在離婚訴訟の真っ最中で、娘の親権を巡って夫と泥沼の争いをしている事を知る。婚約者からの求婚のプレッシャーや、これからのキャリアに対する不安からストレスを感じているテレーズは、クリスマス休暇に別居中の夫に娘を取られて孤独のキャロルから、車での小旅行に誘われる。

 生まれて初めて本物の「恋」をしていると実感するテレーズは、キャロルとの愛の逃避行に出発するが、この旅がきっかけで、この先二人の運命が思いがけない方向に向かうとは、まだどちらとも気づいていなかったのである…


 映画キャロル、ケイトとルーニーの競演というだけでも見応え充分、そして同性愛というモチーフ、大人の素敵な美しい映画です。カップルで観るのがお勧め!もちろん同性愛者もニーマルなカップル、全ての愛を確かめ合っている人達にお勧めの素敵な作品です。

 ラストシーンの美しさは絶品です。
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