(ライターFT)
やばいくらいに・・・
数年前の実話なんです。
僕の友達の話になります。
ちょっとした交通事故だったんです。
友人は女性でK子と言います。

梅雨時期に仲のよい友達Y美と購入したばかりの軽自動車で近くの山にドラ
イヴをしていたんです。車はワゴンRで女性らしくぬいぐるみや内装にも色々
と凝り、いかにも女って感じのルームアレンジをしていたんです。

色々なぬいぐるみを置いていました。
キティちゃんやクマのプーさんなどです。
山奥に入るにつれ、雲行きが少し怪しくなってきたので広めの路肩に
車を止めコンビニで買ったサンドイッチを食べていました。
かなり山の上まで来たので見晴らしもよく、景色もよかったそうで
天気さえよければ文句なしだね、なんてK子とY美は思っていました。
ちょうど車を止めてサンドイッチを食べて何気なしに車を止めたガード
レールに備えられた枯れた花をY子が見つけました。
「ちょっと、何かこの場所やめない?」
助手席のY美がその場所が事故現場だと知ると、せっかく開いた
サンドイッチもそのままにK子に場所を変えようといいました。
供えられた枯れた花束を見たK子もすぐにエンジンをかけ場所を変えようと
思いました。
バックギアに入れ、同時にアクセルをそっと吹かし動き出すと同時に
バックミラーを確認したその瞬間でした。

相当な衝撃だったそうです。