映像の魔術師!中島哲也監督

 まさに映像の魔術師!とにかくこの監督の頭の中は一体どうなっているのか?

 まるでLSDでトリップしているかのような映像!


(ライターFT)

 映像の魔術師!中島哲也監督


はの字忘れて(1982年)
バカヤロー! 私、怒ってます 第二話 遠くてフラれるなんて(1988年)
夏時間の大人たち(1997年)
Beautiful Sunday(1998年)
下妻物語(2004年)
嫌われ松子の一生(2006年)
パコと魔法の絵本(2008年)
告白(2010年)

一番初めに見た中島監督の映画は下妻物語でした。

 深キョンが主演という事で何気なくTV放送していたのを見たのが最初でした。

 最初の印象は ”ぶっ飛んだ映画” という印象。

 この監督の作品では阿部サダヲがよく出演しているのですが

 これがまたミソなんですね。

 

 グループ魂(ぐるーぷたましい)という訳の分からないこれまたおかしなバンドも素敵なんです。

 ギタリストは宮藤官九郎だったり、魅力的なバンドなんです。

 
 何か演奏しろって(笑

 グループ魂 – 就職しやがれ!


 かなり話はそれましたが・・・

 中島監督の話ですね。

 とにかく下妻物語でファンになってしまったのですが

 映像はかなり斬新です。

 暗い作品を見やすくさせる手法は完璧で、嫌われ松子の一生などは
あの暗く思いストーリーを軽く明るく、それでいて心に残る美しい作品に
仕上げてとても面白かった。

 嫌われ松子の一生 特報 trailer


 パコと魔法の絵本などはあの役所広司をこんなキャラにしてしまったり!



 スーパースローモーションを多用した豊川悦司と山崎努の卓球対決によるビールのCMなど
ご存知のCMもあります。

 そうなんです。

 この監督、スーパースローモーションの使い方がとにかく上手いんです。

 もちろん映像だけでなく、えげつないシーンをスーパースローなどの手法を
使うことでえげつなさを緩和させる効果などもあるようです。

 特に2010年公開の『告白』ですが

 中島監督の作品の中でもかなり注目していました。

 今までかなりサイケデリックな色使いとこれでもかっ!というような笑いの
演出、漫画チックなキャラ設定の中、この告白のカラーはダーク系が主体。

 そして物語の内容のもかなり重い。

 松たか子 「告白」 PR 1/2

 松たか子 「告白」 PR 2/2


 ここでも残酷な物語を残酷に感じさせない音楽の使い方やスーパースローの手法など
物語を見ている者に激しい不快感を与えない、適度な不快感を与え、これから先の展開を
どうもって行くか見ている者を引き込む手法は同じ日本人監督ではあまりいないのではないだろうか?

 レディオヘッドの幻の名曲「Last Flowers」が起用され、物語に華を添えている。

Last Flowers – Radiohead Music Video


 海外の監督と比較すると「ファイトクラブ」のデビットフィンチャー監督の手法と
良く似た気がする。

 もちろん、中島監督がデビッドフィンチャー監督を真似ているというわけではない。

 残酷な描写を美しく演出していると表現すれば良いのか、そんな気がします。

 とにかく最近の一押しの監督です。

 まだチェックしていない人はチェックしてみて下さいね!

タイトルとURLをコピーしました