「嘘のような本当のような話」

あい変わらず今週も東京は寒いでやんす~

さて今週の題目「嘘のような本当のような話」

本当?嘘?どこまで本当の話か、わかりますか?


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  ON THE N.ROCK
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「やっぱムギ蔵さんて、格好いいよなぁ~」

「あ! ヘガデスのNEW T じゃん! 

 買っちゃおうっかなぁ~♪ 」

「まじ?」



ロックショップなんて無言で物色する人が多いんだけど、珍しく賑やかな二人がやってくる。

一人はワンレン・一人は短髪のボウヤ達。


「あのーすいません」

「俺達これからLIVEなんすけど」

「LIVEに着る服、いいのないかなって思って。なんかないすか?」


「俺、アークアンセルのボーカルやってるんです」

「あ!マリオネットミゼルのCDお姉さんの!? 僕、元ボーカルなんです!」


店にはバイトの子が持ちこんだ、マリオネットミゼルのCDがあった。

今日休みの子のCDだから、この子らは黒系か。



「ごめんなさい、日本のバンドはあまり聞かないのよ。でも服はわかるから。これなんかどう?」


入荷したばかりのレザーで出来たオーバーオールを勧めてみる。

さくっと素肌に着るところなど、なかなかセンスの良い子だ。


「じゃぁこれお願いします!」

判断も早い。



それなりに人気がある子達らしいので、少しおまけしてあげる事にする。

「まじ良いんですか? やったー!!やっぱ年上っていいよなぁ!!!」

良かったら、LIVE来て下さいよ、俺たち新しい音楽に挑戦しているんです、

そういうと彼らはチケットを私にくれ、ついでに名前を聞いた後に店を出て行った。



その日は特に用事もなかったしお店も早く終わったので、LIVEに行ってみる事にした。

うまくいけば上客だ。


しかし、黒系はまったく興味ないんだよねぇ…等と思っていると、予想通り化粧をした

線の細い男の子たちが次々と出て、彼らなりに精いっぱい歌っていた。

青春真っ盛りってとこだねぇ。



そうしているうちにさっきの子達が出てきた。トリである。

会場に来ている女の子達が騒ぎ出す。


しかし、この子達は、これだけ黒系が集っている中、いきなりビースティーボーイズのコピーをやってる。

無謀というか大胆というか…確かに挑戦である。


しかしギャラリーは歓声を上げているからいいのか?

…等と思っていると、MCの途中でワンレンの子がこっちを見るなり突然叫んだ。

「あ!田中さーん!さっきはどーも♪」

え?私かい?

ファンの子達の殺気立った視線がこちらに向き一瞬焦る。しかし、

「俺さっき、そこのアリスって店で田中さんからこれ買ったんだよ~」

の一言で、なぁんだ~という安堵の空気に代わる。


しかもこいつら、その後しっかり店の宣伝までしてくれた。サンク♪

なかなか気のきく子たちである。





「しかし、なつかしいねぇ…」

まさか、本当にこんなとこに出てるとはねぇ。。。


久しぶりにNステに出てきたアクトは、新しいスタイルの歌ですと言って

新曲を歌っていた。


相変わらずだねぇ。

彼は何年たっても昔と変わらず、自分だけの新しい音楽を見つけるために、

チャレンジし続けるのかもしれない。




嘘のような本当のような話w


-Written by Heal –





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