オバマ大統領就任式翌日の新聞

『ハーレム』と聞いたら何を想像する?

女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)

黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。

今回は、オバマ大統領就任式翌日の新聞についてです。
(ライター:ナカムラアキツ)



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今週の火曜日20日は、まちにまったオバマ氏が第44代目アメリカ合衆国大統領についになった。日本でもかなり報道されているだろうから、詳しいことは省くけれど、このオバマ大統領は歴代大統領と違って、いわゆるオバマグッズ(Tシャツのみらなず、バッチ、トートバッグ、キャップ、ステッカーなどなど)の売り上げがかなりある人。

大統領就任式前には、なんと! スパイダーマンの漫画に出演までしてしまったのだ。この漫画の初版は、その日のイーベイであっという間に200ドルになったくらい(定価は3.95ドル)。

いや、それよりも大統領選挙の翌日のNew York Timesは40万部刷ったにもかかわらず(通常の倍以上)、あっという間になくなって、同じくイーベイで200ドル以上で取引が行われた話もある。

ということなのか、それから新聞までもがオバマ関係は「売れる」ということになって、今回の、就任式翌日の新聞(21日づけ)もどのくらい出ているのかとチェックしてみたら……

1ドル50セントの新聞なのに、スタート金額が9ドル99セントとか、あと入札歴がついているものだと、スタート金額が99セントだったのか、2ドル25セントまでになっていた。が、送料無料だったら、あまり意味ない感じ……。

今回はどのくらいまで値があがるのかが興味深いけれど、さすがに二匹目のドジョウをねらっている人たちが多いのか、あまり動きはない感じ。

でも、Obamaで検索を入れ出すと、ちゃんと「obama news paper」というカテゴリーが出てくるのが、さすがというのか、それだけいろんな人が出品しているということなんだよね。

大統領選挙翌日にはまったく手に入らなかったNew York Timesだったけれど、今回は夕方でも手に入ったくらいだから、すごい量を刷ったに違いない。

とはいえ、白人が増えてきて少しずつ人種も変わってきているハーレムなのに、デリ(いわゆるコンビニ)の店頭にNew York Timesが売っていないのは理解できないなあ。ま、新しく引っ越してきた人たちなどは、定期購読しているから、あたしみたいにデリで買う必要はないだろうけれど、でも、たまに欲しくなる場合もあるので、これからはちゃんと置いて欲しいと節に願う。

ちなみに、スターバックスの店内でもタイムスは買えるんだけれど、ハーレムにあるスタバでは、ほとんど部数が置いてなく、あっという間に売り切れてしまうのが現状。

それでは、就任式翌日の新聞3種をご紹介します。


これは、ニューヨークで出ている無料ニュース紙。創刊5年目。
いつもならニューヨークのローカルニュース中心だけど、
さすがにこの日は就任式について。
もちろん、巨大スクリーンの設置されたタイムズスクエアにいた人への
インタビューなども掲載されている。
読みやすい英語で好きな新聞。



ニューヨークの新聞と言えば、世界的に有名なのが「New York Times」だけど
こちらの「デイリーニュース」のほうが英語がまだわかりやすい。
普段はこうやって二つ折りで、表が大きなニュースが来て、裏がスポーツというのが通常なんだけれど……




今回はこうやってぶち抜き。
もちろん過去にも(例えば同時多発テロのときとか)こういう扱いはあった。



そして中を見ると、ダンスの写真(左)と、宣言の後の二女サーシャちゃんから
「よくできました」と言われているオバマの写真。
それにしても、オバマ夫妻は本当に仲がいい。
過去の大統領夫婦と比べても、それがよくわかる。



そしてこちらがニューヨーク・タイムズ。



中に「オバマ大統領」セクションがあってびっくり。
2000年のブッシュが大統領になったとき、こんなセクションあったかな~。
って、当時はタイムスなんて難しくって読んでいなかったから記憶になし。
2004年については、かっこつけで定期購読していたけれど、いかんせん量が多いのとやっぱり英語が難しく、いつもスポーツしか読んでいなかった(苦笑)。



そしてこちらが22日づけのデイリーニュース紙。
「Day1(大統領になって一日目)」との見出し。
ということは、23日つけの新聞の見出しはDay2で、その翌日がDay3となるのか?
なーんて嫌みなことを考えたり。



オバマ大統領に対して、元大統領ブッシュがホワイトハウスを去るときの様子は、あまりニュースにならなかった。
だって、就任式のときに、ブッシュの名前が呼ばれたら大ブーイング(もちろん元副大統領のチェイニーしかり)。

オバマが大統領になったからといって、すぐに何かがかわるだけじゃない。
でも、今までよりかはよくなるであろうという気持ちはアメリカだけでなく、世界の人たちも同じではないだろうか。

それよりも個人的には、シングルマザー率の高いブラックコミュニティーの人たちに「夫婦」の意味を教えてくれる、素敵なお手本ができてよかったと思っている。

って、これは自分にも言えることだけど。

どこまでオバマ夫妻に近づけるかわからないけれど、アメリカは、理想の大統領と、ブラック・コミュニティーでは(ブラック・コミュニティーだけじゃないけれど)理想の夫婦をも手に入れたということ。

今後の4年のみならず、8年続いて欲しいと願いつつ、いつか暗殺されるのではないかという不安もつきまとっているのが、哀しい事実でもある。




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『ハーレム通信』

◇イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
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