ハーレム、夏の定番ゲットードリンクとは?

『ハーレム』と聞いたら何を想像する?

女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)

黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。
今日はいったいどんなことが起こっているか、お届けにあがりましてよ。

2回目の今回は、ハーレムの、夏の定番ドリンクについてです。(ライター:ナカムラアキツ)



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普段はお茶やお水で十分満足なんだけれど、夏がくると、たま~に、コーラとかドクター・ペッパーとか、炭酸がきつくって身体に悪そうだな~と思わずにはいられないソーダ類を飲みたくなる。

飲みたくなりません??

学生時代、今はあるのか知らないけれど、当時はコーラの500ml缶があって、何回息継ぎして飲めるか、つまり、一気に飲めた人が一番エライ! みたいな、学生にありがちな馬鹿なことをやっていた。

やったこと、ないですか? 
得に炭酸がきついのがいいんだよね。

そういうソーダ系を買いに近所のデリ(コンビニのようなもの)に行ったりスーパーに行ったりすると、さすがハーレム。あなたを別の世界へ連れて行ってくれます。

意味不明なブランドから味がまったく想像がつかないような、でもって色も奇抜で、それはそれは素晴らしいソーダ類が満載! なのです。

ところで、あたしはいつもアメリカって面白いところだな、商売が上手って関心することがあるんですよ。

たとえば7月4日金曜日はアメリカの『独立記念日』。
もともとバーベキューが大好きな国民だけど、この日は皆でおお盛り上がりする日。

日本でもシーズンものの食品ってありますよね。
例えばお正月前には鏡開きのお餅が売り出されたり、おひな様のときにはひなあられが出てきたり。といってもだいたい高いじゃないですか、今ここでかせいでおけ、じゃないけれど。

でもアメリカは、反対に安くなるんですよね。

例えばバーベキューに必要な、バーベキュー・ソース、ケチャップ、肉などなどがいつもよりも安くなっている。だいたい20%くらいかな。ものによってはもっとじゃないだろうか。もしかして去年仕入れたものが全部はけきれなかったので、今セールしているの? と勘ぐりたいぐらいな安さ。

冷製に考えるとこれって、消費者にとっても生産者にとっても実にいいことなんじゃないかと思う。

そして同じようにソーダ系も安くなっているのですな。

うちの近所の広告から2点ご紹介。



コーラ1.5リットルが1ドル(110円)で買えます。安いね!

でも数年前、スーパーボウル(アメフトの頂点の試合。だいたい1月最終月曜日か2月最初の日曜日に行われる。視聴率が一番高い)前、確か2リットルのコーラが89セント(当時でだいたい100円くらい)で売っていた。


こちらがスーパーのブランドソーダ。



読めますか? 3リットルでなんと1ドル!
種類は「コーラ、グレープにオレンジ」怪しい~。身体に悪そう~。

他のスーパーで撮ってきた写真三連発。







どんな化学調味料が入っているのか恐ろしくて口つけたことがない。
買ったこともないからアレだけど、だいたい1ドルから1ドル49セントとかで買えるはず。

ちなみにアメリカの商品も日本同様に全て何がどのくらい入っているか書いてあるんだけれど、あまり気にしていないところがアメリカ人。
そうそう、いちいち細かいことになんて気にしていられないんだよ。

では実際どのくらい何が入っているのかサイトで調べてみました。
たま~にしか飲まないので、アメリカ人のようにソーダ系が冷蔵庫に常備されていないのです。

ちなみに対象商品は、あたしの大好きなドクター・ペッパー(あのケミカルな感じがたまらなく好き(笑))。

240mlの中に……
カロリーが100。へえええ。
でもって、一番気になる砂糖なんですけれど……



なんと、27g!!!!!!!!
きゃーっ!

240mlの中に27g
実際計ってみたらどのくらいなのか、もっと実感わくことでしょう。

※参考サイト www.drpepper.com.  
PRODUCTSをクリックして、好きな商品を選び、一番右側にあるNUTRITIONAL FACTSをクリックすると見れます)。

でもこれは240mlのペットボトルでしょ。
だいたい500mlで売っていますよね。そうなると砂糖が27gとあっても、それは240mlの場合だから、500mlがつんと飲んだら倍の砂糖を摂取しているということなんですな。

でも多くの人は、その事実に気づいていないようです。

アメリカ人がどうしてあんなにもソーダが好きなのか、わかるような気がしませんか? そしてなんであんなにデブなのかも。

あたしたちが浴びるようにお茶を飲むように、彼らも浴びるようにソーダを飲むのです。

仕方ないよね~、だってお水よりも安いんだもん。

しかしこれで驚いていてはいけない。
ここからが本番なのである。
お待たせいたしました、ここからが今回のメインテーマ。

ゲットーな人たちが大好きなドリンク。
それは「kool Aid(クールエイド)」。
Kool Aid(クールエイド)を知らずにゲットーは語れない、というくらい、切っても切れないゲットー御用達ドリンク。

こうやって粉で売っています。


うーん、いろんな色があるね~、種類も豊富だわ。


しかしコレが、とんでもないケミカルドリンクなのだ。
とりあえず一つご紹介しますが……

Ingredients

Tropical Punch: Citric Acid, Salt, Modified Cornstarch, Red 40, Calcium Phosphate, Artificial Flavor, Ascorbic Acid (Vitamin C), Artificial Color, Natural Flavor, BHA (Preserves Freshness), Blue 1.


と、まあ、なんか、よくわからないものが入っていますよね。
味はもちろん、人工的。

作り方はこれです。


Directions

Place 1 cup of sugar (more or less to taste) in large plastic or glass pitcher. Empty contents of packet into pitcher. Add cold water and ice to make 2 quarts; stir to dissolve. Do not store in metal container.


1カップというのは250ml。かーなり砂糖を使います。
しかし一番注目して欲しいのは、一番最後のところ。


Do not store in metal container.

金属製の容器は使わないように。



っていったいどうしてーーーー!?
化学反応でも起こすのかーーーー?

ちなみにあたしの友だちの旦那さんからの話ですが、Kool Aidのパウダーを使って戦艦を洗浄するらしいです。おーい……。

アメリカの軍では違った意味でkool Aidを常用しているようですね。

気になってちょっと調べてみたら、それだけでなく、洋服を染めることもできるし、髪の毛のブリーチとか、飲むだけでない方法もあって、その使い方は多様です。

確かにお茶で洋服を染めることはできるし、ビールで髪の毛を脱色することはできるから驚くことはないかもしれない。

でも、飲めて、染めて、ブリーチもできて、でもって戦艦を洗えるものはさすがに世界広しといえどもKool Aid(クールエイド)だけだろうね。

しかしそんなことなんて知ってか知らないのか(多分知らない。知っていても気にしない)、夏前にはスーパーで大売りだし。でかいカートの中にはいろんな種類をKool Aidを詰め込んでいる家族が満載。

最近では、最初っからパックになっているものが売っていて、ただストローをさすだけ。お手軽、簡単。売れています。





これに何が入っているのかわからないって、ほとんど同じようなものだろうけれど、先ほどの安いブランドソーダを買ったり、骨を溶かすコーラもばりばり飲んで、ぎとぎと油満載のフライドチキンにフライドポテトをがんがん食べていらっさるご近所のみなさんです。

あー、不健康、よっ、不健康♪
ビバ、ケミカル三昧。

身体の構造がどうなっているのか、本当に、真剣に知りたいと思う、サマーシーズンまっただ中です。


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次回は「ハーレムで聞くアフロドラム」についてです。
お楽しみ!

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『ハーレム通信』

◇Why don’t you check this T-shirt out?
イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
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