たまりまくったストレスをどうにかしたい、性格?考え方でどうにかなるのか?


たまりまくったストレスをどうにかしたい、性格?考え方でどうにかなるのか?


(ライターFT)

私の経験上の話で申し訳ないのだが、マルチタスク時にストレスは溜まりやすい。マルチタスクとは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することです。そんな時に上司に間違いを指摘されたり、別の用事を言われたりするとイライラが止まりません。

こうした時、ストレスはMAXになりがちです。

こんな時こそ、深呼吸なんかで気持ちを落ち着ける事でストレス回避ができるのではないかと考えています。

 ストレスとは?

外的環境の変化やプレッシャーで起こるダメージ

医学的定義はないけれど、ストレスとは外的環境の変化やプレッシャーなどの力が加わったことで起こるダメージのこと。
日常生活にはさまざまなストレスがあるけれど、1日の1/3の時間を費やしている仕事はストレスを引き起こしやすい環境の1つといえるわね。

「どんな人と仕事をするのかわからない」「次に何が起こるか予測できない」など、仕事のアウトライン(概要)が把握できないと誰でも不安になるものよ。経験を積んだとしても、新しいプロジェクトに挑戦したり、異動して仕事内容が変わったりすれば、わからないことだらけ。それがストレスになるの。

ストレスがたまると、よく眠れない、頭がまわらない、肩こりや頭痛が気になる…こんな症状があらわれるわ。これは、ストレスが大きくなると脳のエネルギーがストレスに消費されて脳が働かなくなるからなの。パソコンでいれば、フリーズ状態ね。そんな状態でいくらキーをたたいても、パソコンは働かないでしょう!?
人間の脳も同じ。そんなときは、脳を休ませてあげて。

🌟【精神科医に聞く】あなたにピッタリなストレス解消法はどれ?上手なストレスとの付き合い方は?

マルチタスク

マルチタスク

とにかく同時に複数の事を言われるとストレスと感じるのは当たり前のことです。まずは当たり前と考えるようにしないと、自分自身の精神が壊れてしまいます。

こうなってしまう前にストレス解消、つまりストレスに対して対処(コーピング)しないとさらに脳疲労してしまいます。脳疲労すると、感情の喪失に陥りやすくなります。感情の喪失とは失感情症(アレキシサイミア)とも呼ばれ、自分の感情(情動)への気づきや、その感情の言語化の障害、また内省の乏しさといった点に特徴があると言われています。

葛藤状況やフラストレーションがたまる状況では、内省したり困難に上手に対処したりするのではなく、むしろそれを避けるための行動に走ってしまいがちになるそうです。

さらにストレスに気がつかない人も多いかもしれないです。忙しさの余り、ストレスを感じていても忙しさに忙殺されてしまい、ストレスを感じている気持ちを押し殺し、そのまま与えられた業務に忙殺されてしまいがちです。

ありきたりですが、こうした時こそ深呼吸しましょう。

出来れば森林の中で深呼吸しているイメージをすることで、心の中のモヤモヤが一瞬ではありますが、解消されます。

深呼吸

ヨガ

深い呼吸は、健康の基本

特にストレスを感じているときは、呼吸が浅くなります。要するに余り呼吸をしていないということです。

呼吸が浅くなると、身体に酸素が行き渡りません。そうなると脳に運ばれる酸素量が低下していきます。

呼吸が浅くなる=ストレスを身体がキャッチしているということになりますので、ここで深呼吸をし、ストレスに対処(コーピング)しておくのです。

問題焦点型コーピング
ストレスの対象そのものに働きかけ、自己の努力や周囲の協力を得て、問題解決を図ることでストレスを軽減するもの。業務上で難しい目標や、時間や期限を決められた場合、上司や同僚に助けを求めたり、業務自体を見直したり、問題に焦点を当て、問題そのものを解消させる方法です。

ここで大事なのは、助けを求めたっていいと思うことです。

社会的支援探索型コーピングも問題焦点型に近いストレスの対処方法になります。自助努力だけでなく、周囲の協力を求めるものです。
情動焦点型コーピング
感情に対してアプローチすることでストレスへの対処を図る事を指します。
自分の感情に対してのアプローチになりますので、まずは自分がどんな感情かを意識的に知ることが大切です。

落ち込んでいるとき、どんな感情なのか?
虚無感や意欲が低下しているのかなど、人によって様々ですので、まずは自分の感情を客観的に捉え、理解することができるかどうかです。もし、客観的に自分の感情を捉えることができたらなら、情動焦点型コーピングはほぼ完成したと言えます。

後はその感情を解消するにはどうすべきかを考えるだけです。

認知的再評価型 直面している問題に対して、見方や発想を変え、新しい適応の方法を探す
情動処理型 感情を表に出したり、聴いてもらうことによって気持ちの整理をつけ発散させる
気晴らし型 運動、趣味、レジャー、カラオケ、温泉など
その他
リラクセーションの技法
呼吸法、ヨガ、瞑想、自律訓練法、アロマなど
情動焦点型には上記の表のような対処方法がありますが、自分にあった方法を考えてみると良いでしょう。
問題焦点型コーピングと情動焦点型コーピングを使い分け、ストレスに負けないよう対策を整えておきましょう。

最後に。

ストレスが完全になくなる生活はありません。原始時代だってストレスは存在したはずです。ストレスがあるからこそ反動形成が作られ、負けない心が生まれるのです。

ただし過度のストレスは早めの解消をしておくことが私たちの心には良いでしょう。

適度なストレスは人を成長させますが、過度なストレスは心を壊してしまいます。そうならないよう、日頃からどうすべきかを知っておくのも処世術ではないかと思います。

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